「日常に溶け込む伝統美」鍼灸師・片山愛子さんが語る、
着物との新たな出会い
古くから日本人の生活に寄り添ってきた着物。
その美しさと機能性は、現代を生きる私たちにも新鮮な驚きを与えてくれます。
今回は、鍼灸師として活躍する片山愛子さんに、着物との出会いと日常での活用について伺いました。
着付けの常識を覆す、驚きの体験
「以前から着付けは習っていたんです」と語る片山さん。
しかし、関戸朋子さんの「骨格美人着付け」に出会い、その概念が大きく変わったといいます。
「使う紐の数が少ないのに、いつもより呼吸が楽で、姿勢も自然と良くなる。
胸の位置も、あるべき場所にスッと収まる感じがしたんです。
何より驚いたのは、着心地がとても快適で、長時間着ていても全く苦しくないこと。
まるで何も着ていないかのような楽さです」
従来の着付けと比べ、布を体に沿わせる位置が異なることで、着心地に大きな違いが生まれるそうです。
この新しい方法により、着物を一日中快適に着こなすことができるようになったと片山さんは喜びます。
日常に溶け込む、新しい装い
片山さんは、着物をビジネスシーンにも積極的に取り入れています。
「スーツやオフィスカジュアルで行くような場所にも、着物で出かけます。周りからのインパクトは大きいですね。
特に医療関係の仕事柄、普段はカジュアルな服装が多いので、着物姿のギャップに驚かれることも」
しかし、そのギャップこそが魅力だと片山さんは言います。
「フォーマルな場でも、着物なら気負わずに参加できる。
最近では、レセプションや新年会パーティーでも着物姿が珍しくなくなってきました」
着物の魅力、再発見の時
片山さんは、着物を敬遠していた方にこそ、新しい着付け方法を体験してほしいと語ります。
「特に、以前習ったけど着ていない方、
補正具をたくさん使って窮屈だった経験のある方に、ぜひ体験してもらいたいですね。
着付けの時間も大幅に短縮されますし、何より着心地が全然違います」
あなたも着物ライフを始めてみませんか?
片山さんの体験談を聞くと、着物が特別な衣装ではなく、
日常に溶け込む素敵なファッションアイテムであることがわかります。
着物を着ることで、新しい自分に出会えるかもしれません。
着付けに不安がある方も、プロのアドバイスを受ければ、短時間で美しく着こなすことができます。
片山さんも「最速15分で着付けができるようになりました」と微笑みます。
和の伝統と現代の生活が織りなす、新しい装いの世界。
あなたも、着物が織りなす魔法の扉を開いてみませんか?きっと、新しい自分との出会いが待っているはずです。